議案の賛否
種苗法の一部を改正する法律案
改正種苗法(2020年成立)
第201回国会 内閣提出(提出番号37)・2020-12-09 公布(令和2年法律第74号)
何を変える法律か(公式の議案要旨より)
- 優良品種の海外流出を防ぐため、育成者が品種登録時に利用条件(輸出先国・国内栽培地域)を指定できるようにする
- 登録品種の自家増殖(収穫物から次の種苗を得て利用すること)を育成者の許諾制にする
- 在来種・一般品種(登録されていない品種)は従来どおり制限の対象外
いつ・どのように可決したか(経過)
- 第201回国会に内閣が提出(閣法37号)。同国会では成立せず継続審査に
- 第203回国会で衆議院農林水産委員会に付託
- 衆議院農林水産委員会で修正議決
- 衆議院本会議で修正議決(可決)、参議院へ送付
- 参議院農林水産委員会に付託
- 参議院農林水産委員会で討論の後、挙手採決により可決
- 参議院本会議で可決・成立(採決態様: 多数、採決方法: 起立)
会派の賛否(公式記録)
衆議院(起立採決(2020-11-19 本会議・修正議決))
賛成会派
- 自由民主党・無所属の会
- 公明党
- 日本維新の会・無所属の会
- 国民民主党・無所属クラブ
反対会派
- 立憲民主党・社民・無所属
- 日本共産党
会派態度は衆議院議案データベースの公式記録。起立採決のため議員個人別の賛否記録は存在しない。上記会派に属さない議員(当時のれいわ新選組所属議員など)の賛否は公式記録に残っていない。
参議院(起立採決(2020-12-02 本会議)・挙手採決(12-01 委員会))
参議院は押しボタン投票の議案のみ議員個人別の投票結果が公式サイトに残るが、本議案は起立採決のため個人別・会派別の公式投票記録は存在しない。会派の立場は下の討論(公式会議録)で確認できる。
なぜ賛成/反対か — 本人の言葉(討論の公式会議録)
FVJは理由を要約しません。討論の冒頭を会議録の原文どおり引用し、 全文へのリンクを付けます。続きは必ず原文でお読みください。
- 反対討論石垣のりこ(立憲民主・社民)参議院農林水産委員会(2020-12-01)
立憲民主党、社民会派を代表しまして、ただいま議題となりました種苗法の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論をいたします。
国会会議録で全文を読む - 反対討論紙智子(日本共産党)参議院農林水産委員会(2020-12-01)
私は、日本共産党を代表して、種苗法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。反対する第一の理由は、自家採種を認めた第二十一条の二項と三項を廃止し、育成者と農業者の利益のバランスを崩し、国の役割を放棄するものだからです。
国会会議録で全文を読む - 賛成討論舟山康江(国民民主党・新緑風会)参議院農林水産委員会(2020-12-01)
種苗法の一部を改正する法律案について、賛成の立場から討論します。種子や苗などの種苗は、農林水産業の基礎的な生産資材であり、多様な品種の種苗の利用によって産地形成を促進し、農業者の利益につながるものであることは論をまちません。
国会会議録で全文を読む
出典(すべて公式記録)
FVJは賛否の事実と本人の発言だけを載せ、評価はしません。誤りに気づいた方は訂正窓口からお知らせください。